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便利屋って、何だ! 今日の便利屋事情 便利屋の選別方法 上手な便利屋利用法
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書面の交付が的確にできていない便利屋は、要注意!<160908>
経営者が率先して全てに対応しない便利屋は、要注意!<150823>
一日に複数のお客様の仕事を受注するような便利屋は、要注意!<150411>
マニュアルや単価表で商売をしている業者(便利屋など)は、要注意!<140531>
書面の交付が的確にできていない便利屋は、要注意!
   
便利屋などがお伺いして、書面をお客様にお渡しします。
その書面は、その便利屋などの事業者名、担当者名、電話番号、住所などの情報が明記されたものです。

これは、「特定商取引にに関する法律」にも書かれています。
ところが、便利屋などとの取引において、多くの場合、書面の交付が適切に行われていません。

当サイトの「便利屋110番」には、数多くのトラブルや事故の報告があります。そのトラブルや事故に遭ったお客様のほとんどが書面の交付を受けていません。
作業などの内容や料金が明確に書かれた書面が存在していないのです。

特に、不用品などの回収では、多くの場合書面の交付がありません。
「捨てるのだから、いい!」という判断なのでしょうか。
業者に不法投棄をされて、その後始末に二重払いをしたお客様もいます。

大きな仕事は、お互いに慎重です。
しかし、不用品の回収やちょっとした作業などでは書面の交付を忘れがちです。で、思わぬトラブルになってしまうのです。

さらに、書面の交付だけでは心配な方は、車輛(トラックなど)のナンバーを記録しておくことをお勧めします。
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経営者が率先して全てに対応しない便利屋は、要注意!
   
便利屋は、依頼者の要望に対して的確に対応できることが重要です。
便利屋などに依頼するときは、多くが緊急の困りごとです。

そのため、作業が完了する前に変更や追加も想定されます。
場合によっては、作業途中での変更や追加が発生することもあります。

その変更や追加について、的確に、しかも臨機応変に対応できることも便利屋などとしての価値になります。
しかし、料金が発生する可能性がある変更や追加において、とかくトラブルや事故が発生します。

事前に変更や追加の内容を確認し、料金をその都度事前に明示することが必要なのですが、双方ともに怠るのです。

必要な都度、明確な変更・追加見積書を書面で提示できるかどうかです。
トラブルや事故を発生させたくないのは、お客様に限らず、便利屋においても同様の認識があります。

ところが、意外にトラブルや事故に無頓着なのが従業員やスタッフです。
従業員やスタッフは、お客様や依頼された仕事より、上司や経営者を見て仕事をする傾向があるからです。

ですから、便利屋の良し悪しがいちばんわかるのが、変更や追加に対しての対応です。

そのためには、経営者自身がどこまで対応しているか重要になります。
経営者が率先して行動することは、同時に責任の所在が明確になる利点もあります。

会社や上司にお伺いをたてて行動している便利屋などは、とても責任性ある便利屋とは言えません。
<150823>
一日に複数のお客様の仕事を受注するような便利屋は、要注意!
   
以前、引っ越し業者に依頼した知人がこんなことを教えてくれました。

引っ越し当日の朝、引っ越し業者からこのような電話がありました。
「最初のお客様がキャンセルしたので、3時間ほど早く行きたいのですが!」と。

時間を決めており、安心して仕事をしていたので、
「私は、まだ仕事中なので、決めた時間に来てください!」と返答をしました。
引っ越し業者は、しぶしぶ聞き入れてくれましたが、とても迷惑な話です。

引っ越しが早く終わって喜ぶお客様もいるかもしれませんが、約束した時間から始めて欲しいと思います。

で、その引っ越し業者に話を聞くと、今日だけで単身者の引っ越しが4件あるようです。早く終わらせようと考えていたのかも知れません。

一日に複数の受注は、料金を安くするためと理由を言いますが、それ以上に作業の品質は低下します。

便利屋などにも同様のことが言えます。
一日に2件の仕事受注したとします。最初の仕事は、2時間程度を予測しています。
で、2件目の開始までに2時間程度の余裕をもってお客様と約束しました。

実は、1件目の仕事は1時間程度、いやそれ以下で終わる予定で考えていました。
ところが、最初の仕事で、もうすぐ終わりという段階でミスをしてしまいました。

そのミスを挽回するのに3時間程度かかりそうです。
お客様は2時間で作業が終わると聞いていましたので、作業が終わったら支度をして友達の家に伺うことを約束していました。

でも、ミスを挽回するために別の日を用意するわけにもいきません。
お客様は、時間単位で予定を組んでいましたので、完了が遅れていることにイライラしています。
便利屋は、次に約束したお客様の仕事開始に間に合うかどうかを心配しています。
そのこともあり、ミスの挽回がスムースに進みません。

便利屋間でも愚痴をこぼしながら作業をしている始末です。
で、便利屋は、次のお客様に連絡をしなけらばなりません。ミスの挽回が進行していないにもかかわらず、便利屋は次のお客様に電話をしてしまいました。

「申し訳ありません。最初の仕事が難しい仕事で2時間ほど遅れそうです。
よろしくお願いします。」と。

とうとう、「仕事のミス」が「難しい仕事」に変わってしまいました。
それを聞いていたお客様は、怒り出してしまいました。

「自分のミスを棚に上げて、できないなら元に戻して早く帰ってくれ!!」と。

便利屋の仕事は、予定通りにならないこともあります。
そのため、すべての人が快適で円満な時間を過ごせるように、便利屋は一日に複数の仕事を受注してはいけません。

突発的なことが起きた場合、関係者の誰か、或いはすべての関係者が嫌な思いをしてしまうからです。
お客様は、便利屋が作業を開始する前に、
「私の仕事が終わった後に、次の仕事の予定はありますか?」と聞いてみます。

便利屋は、聞かれた理由がわかりませんので、意外に素直に答えます。
人気があり、忙しく仕事をしている便利屋であることとお客様に訴えたいからです。

お客様であるあなたは、
「忙しくて結構ですね!そんなに忙しいのであれば、全てに全力で投球できませんよね!」と皮肉ってあげてください。

とは言うもののズバリ言うことは難しいものです。
そのような便利屋には、いつも以上に厳しい監督が必要です。
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マニュアルや単価表で商売をしている業者は、要注意!
   
答えから言ってしまうと、便利屋にはマニュアルや単価表は必要ありません。
便利屋だからです。その便利屋は、サービス業者だからです。とは言っても、理解できませんね!

商売は、儲けられる仕組みが確立してくると、経営者はマニュアルや単価表を作り、従業員に押し付けようとします。
経営者がすでに儲けられる方法として実践してきたことをそのまま従業員に当てはめて、さらに合理的に儲けようとするからです。

便利屋などの仕事では、従業員に任せてしまうことで便利屋品質が極端に低下します。
責任の所在が不明確になり、伴って仕事の品質も低下します。

便利屋などの仕事は、責任を負うレベルでその価値が決まります。

しかし、その仕事を従業員任せにしてしまったら、便利屋の価値が無くなってしまうことと同様です。
仕事を表面的な部分だけで評価すると、経営者であろうが、従業員であろうが、依頼した仕事を完了してくれれば良いと考えます。
確かに事故やトラブルがなく依頼した仕事が完了できれば問題がありません。

ところが、便利屋に依頼しようとするときの状況を考えると、トラブルや事故が発生することがないとは言えません。
実際、当サイトにも多くのトラブルや事故が報告されています。

便利屋に依頼する基準はいくつかありますが、便利屋業務の責任の所在が重要な位置を占めます。
便利屋が責任の所在を明確にする要素をチェックするだけでもトラブルや事故に遭遇する頻度は低下すると思います。
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